12月24日に、令和4年度第2学期を実施しました。9月の始業式は、コロナの影響で教室の画面越しに行いましたが、終業式は全学年が集まって実施できました。
はじめに、2学期にがんばったことや楽しかったこと、冬休みのめあてについて、高学年から順に、全員が発表しました。
2学期には、陸上練習や大会、運動会、持久走大会、なわとび、万歳や太鼓の練習、各教科等の学習・テスト、修学旅行や伊予農高校との交流など、多くの行事や活動があり、一人一人がしっかりと振り返り、それぞれにがんばったこと、できるようになったことを発表できていました。
その後、校長先生から、2学期をふりかえって、「努力して乗りこえてきたこと」「仲間とともに伸びること」「感謝の気持ちを持つこと」「あいさつができること」についてお話しがありました。また、年末年始に受け継がれている行事についても、紹介がありました。
児童は、姿勢正しく、しっかりと話を聞くことができました。
明日からの冬休み期間中は、安全に留意して、家族や親戚の方と一緒に、充実した日々になるよう願っています。
2学期にも、各家庭や地域の皆さま、関係機関の方々等、大変多くの皆様が、佐礼谷小学校の教育活動に対し、多大なご支援をくださいました。心から感謝申し上げ、引き続き、ご協力をお願いいたします。
皆様、よいお年をお迎えください。
公益財団法人関奉仕財団の助成事業として取り組んでいる「佐礼谷の環境を未来につなぐプロジェクト(黄色い丘編)」の看板づくりが佳境に入っています。この看板は、本校校区内になる犬寄地区の黄色い丘に設置する予定です。
先日は、看板づくり講師の松尾先生に指導していただきながら、5・6年生が細かいところの作業を進め、今日は、1・2年生と3・4年生がそれぞれ仕上げ作業を行いました。
児童は、先生方の指示をよく聞き、丁寧に、一心不乱に取り組んでいました。
黄色い丘の入り口に設置される日を楽しみにしているようです。
佐礼谷小学校では、中山公民館の皆さんや地域の指導者の皆さんが「佐礼谷わんぱく塾」を実施してくださっています。12月22日は、地域の方々と一緒に作ったもち米を使って、おもちつきをしました。
はじめに、蒸した米をきねを使ってこねた後、ついていきます。児童も全員がきねでもちをつき、ふんわり柔らかなおもちができあがりました。
できあがったもちは、小分けされて、あんこ入りのもちやきな粉もち、しょうゆ、大根おろしなど、それぞれ好みに合わせて味付けをして、おいしくいただきました。
また、家にもって帰るおみやげのおもちもあり、みんな喜んでいました。
つき上がったおもちの一部は、米作りで協力いただいた方にも届けることができました。
指導してくださる地域の方々は、準備からの段取りがよく、子どもたちが存分に体験できるように整えてくださいます。本当にありがたいです。
12月21日に、新しいALTの先生が来てくださいました。コロナ禍の関係で予定していた時期に入国できなかった先生が、ようやく来てくださったのです。
先生は、カナダのWinnipegという街の出身で、伊予市中山に住まれています。児童との対面式では、カナダの国のことや自身の家族のこと、出身の街がマイナス50℃まで気温が下がるほど寒い街であることなどを写真や実物を交えながら紹介していただきました。
児童は、興味深く話を聞き、その後の質問タイムでは、好きな食べ物や好きな色、国など、次々と質問を出し、答えていただきました。
日本語がとても上手な先生ですが、大学生の時に日本人留学生と仲良くなり、日本のアニメが好きだったこともあって、日本語を習得したそうで、これからの外国語の学習が楽しみなエピソードも話してくださいました。
今週の月曜日の業間は、3・4年生の発表による児童朝会を実施しました。3・4年生は、学習活動の中で調べたことや知らせたいこと、見学したことなどを新聞やパンフレットにまとめてきており、それらの紹介をしました。
内容は、佐礼谷の自慢の一つである「ホタルのひみつについてのクイズ」や、「ホタルの一生」についてまとめたもの、「ゲーム新聞」、「佐礼谷でお世話になっている人たち」、「入江工研の見学まとめパンフレット」など、一生懸命にまとめたものを全校の前で紹介したり、問題を出したりしながら発表しました。
新聞やパンフレットにはたくさんの情報が詰め込まれていましたが、時間の都合で一部分のみの発表で、残りは掲示しているものを読んでもらうようお願いしていました。
発表を聞いた他の学年の児童は、新しい発見やまとめ方のすばらしさなどについて、感想を述べることができ、学習を深めることができていました。
12月17日(金)は、いよ本プロジェクト代表 岡田さんに来校いただき、本の読み聞かせをしていただきました。月に一度のペースで、岡田さんが選んでくださった本を優しい語り口で読んでいただきます。
はじめは、「ぼくがラーメンたべているとき 長谷川義史」という本です。ぼくがラーメンをたべているときに、世界の子どもは働いたり、倒れたりしているという話で、貧困や平和について問いかける作品です。
二つ目は、「ちいちゃんのかげおくり あまんきみこ」でした。お父さん、お母さん、、お兄ちゃんとかげ送りをするちいちゃん。出征したち父、空襲の夜にはぐれた母、兄。ちいちゃんは一人でかげ送りをしていると、3人が笑いながらこっちに歩いてくる、という話です。かつて、国語の教科書に掲載されていましたが、現在使用している教科書にはないため、児童にとっては新鮮な様子でした。
岡田さんの優しい語り口に引き込まれるように、しっかりと聞くことができました。
話は変わって、もうすぐお正月。佐礼谷小学校で、1年間世話になった地域の皆さまに宛てた年賀状が完成しました。元日に届く皆さまの笑顔が浮かんできます。
12月16日の業間には、マラソンではなく、体育・放送委員会の企画で「運動集会」を実施しました。これは、体力テストの結果から、本校児童の課題である柔軟性を高めるために、特別企画として行われたものです。
はじめに、委員会のメンバーから、2種類の運動の紹介がありました。一つは、棒を使った運動で、もう一つは、ボールを使った運動です。
棒を使った運動は、一人で棒の両はしを持ち、体の周りを大きく回しながら、腕や肩の柔軟性を高める運動や、二人組で足を開いて棒を持ち、互いにゆっくりと引っ張る運動です。
ボールを使った運動は、一列になり、上、下、右、左のいろいろな方向から体を曲げたり反らしたりねじったりしながらボールを受けわたす運動です。
どちらの運動にも、協力しながら楽しく取り組むことができていました。
最後には、家でも進んで運動に取り組み、柔軟性を高めるよう呼びかけていました。
冬の日差しが暖かい佐礼谷です。
今日は、業間マラソンの後、全校児童でチューリップの球根の植えつけをしました。一人一鉢ずつ担当し、直径5~6cmの球根を3つずつ置き、土をかぶせて完了です。
チューリップは、カザフスタンやキルギスあたりの高原が原産のようですが、今では、世界中で愛される花になっています。日本にも江戸時代後期に入ってきていたようですが、盛んに栽培されるようになったのは大正時代からのようです。
これから厳しい冬を越して、春の卒業式や入学式のころ、大きくてきれいな花が咲きますようにと願っていました。
2学期から本格運用しているタブレット端末。各学年とも様々な教科等の学習活動で活用しています。児童のタブレット活用の強い味方として、毎週1回のペースで、ICT支援員さんに来校いただき、先生方の活用のサポートをしてくださったり、授業の中で児童の支援をしていただいたりしています。
今日は、1・2年生が、文字入力に挑戦するということで、支援に入っていただき、手書き入力で単語や文章が入力できるように、入力パットの出し方や、手書きのコツを一つ一つ丁寧に教えていただきました。
タブレットの文字判定は、大変精度が高くなっており、一文字ずつでなく、単語として一気に入力すると、ほとんどの言葉を認識して文字化できるため、1・2年児童は、次々と入力していきました。最後には、入力した文書を印刷し、満足いく活動になっていました。
曇り空で気温の上がらない月曜日です。
今日は、全校朝会があり、養護の先生によるゲームを楽しみました。ゲームといえば、デジタルが主流で、携帯ゲームやオンラインゲームを想像してしまいますが、今回紹介されたのは、自分に割り当てられたお題を「声と表情だけ」で演じ、周りのみんなは、友だちの演技はどれに当てはまるかを予想して、回答するボードゲームです。
児童は、2人ずつ8組に別れ、「エー」という言葉の8つのバリエーションを表現していきました。同じ「エー」でも、抗議の意志を示す「エー」と迷っているときの「エー」では、ニュアンスが違います。出題する側は、その微妙な言い回しを工夫しますし、聞き取る側も真剣に探ろうとします。
自分のチーム以外の7問を予想して答えましたが、全問正解するチームもあって、盛り上がりました。
児童は、ゲームのルールをよく聞いて理解し、秩序よくゲームを進行でき、正解しても外れても楽しんでいるという素晴らしい態度でした。また、2人組で相談したり、協力したりでき、全校のみんなが一緒に楽しめる時間になりました。