5月下旬の過ごしやすい気候です。佐礼谷の里では、さまざまな鳥の鳴き声が聞こえ、素敵な環境のもとで子どもたちは学んでいます。
5月26日には、先日実施できなかった体力テストの運動場で行う種目を実施しました。
準備体操とアップの後、50m走に挑戦です。走力が近い2人組で走りきりました。
児童は、まわりからの声援を受けながら、全力疾走し、去年の記録を大幅に短縮できたと喜ぶ姿も見られました。
そして、次の種目は、ソフトボール投げです。
練習のあと、2回試技を行いました。低学年児童には、高学年児童からアドバイスを送る場面も見られました。
最後まで全力でがんばる、みんなで運営の手伝いをする、どちらもしっかり成し遂げることができ、素晴らしい態度でした。
梅雨の間の晴れ間が広がり、穏やかな風が谷を吹きぬけていきます。
雨が多く、予定を延ばしていた夏野菜の苗植えを1・2年生が行いました。校務員さんや地域の野菜先生に教えていただきながら、マルチをかけるところからの作業です。
そして、間隔をとりながら、落花生、ナス、キュウリ、ピーマン、オクラを畑に植えていきました。
マルチの穴の開け方や土のかぶせ方、苗を直射日光から守る笠のかぶせ方、つるが伸びていくための支柱立てなど、一つひとつ丁寧に作業を進めていました。
野菜先生は、何でも知っていて、これからどのようにお世話していくかということも丁寧に教えてくださいました。
すくすくと育っていきますように。
5月21日は、大雨警報発令のため臨時休業となりました。どの児童も、家庭で安全に過ごせたようで、安心しました。
週明けの月曜日は、体力テストの実施日でした。あいにくの雨模様で、運動場で実施する種目はできませんでしたが、体育館でできる種目を全校で実施しました。
反復横とびは、低学年、中学年、高学年で組をつくって、回数をカウントしました。
立ちはばとびは、マットの上で挑戦。
握力や前くつ、上体起こしは、低学年と高学年に分かれて実施です。
最後は、全校で20mシャトルラン。目標回数を目指して走ったり、友達に負けないようにまいと走ったりと、記録に挑戦しました。
去年よりも記録がよくなったと喜ぶ姿も見られるなど、全員が最後までがんばることができました。
伊予市に大雨警報が発令されています。警報発令時の対応については、下記URLをクリックして確認してください。
警報発令時の対応
梅雨入り以降、雨の日が続きます。
小規模校の佐礼谷小学校では、少ない人数で広い校舎や校庭の掃除をしているため、いろいろな工夫を取り入れています。
①縦割りで清掃
どの清掃場所にも、高学年がいて、低学年に掃除の仕方を丁寧に教えながら進めています。自分たちも低学年のころに教わったことを思い出しながら、手取り足取り優しく指示しています。
②少ない人数で清掃
掃除場所と人数のバランスをとるため、トイレや階段、廊下などは、1人で清掃をしています。掃きそうじもふきそうじも手ぎわよく進めています。
③ローテーション
曜日や日によって、校舎の上の階、校舎の下の階、体育館と場所をローテーションしています。場所が変われば清掃の仕方も変わりますが、上手に使い分けできています。
よくはたらく佐礼谷っ子みんなのおかげで、いつも清掃が行き届いた環境で学習できています。
5年生の家庭科では、「針と糸にチャレンジ」の学習に取り組んでいます。針に糸を通す、糸が抜けないように玉結びをする、縫い終わりに玉どめをするなどの基本的技能の習得と、ボタン付けや基本的な縫い方など、裁縫の知識や技能を身に付けています。
はじめは思うようにできないことも、何度か繰り返していくうちに、次第に上手になっていました。
粘り強くがんばる5年生のみんなです。
雨が降ったりやんだりの佐礼谷小学校です。
今は、新型コロナウイルス感染症対策として、合唱や楽器演奏を止めている状態です。そのような中ですが、1・2年生の音楽科の授業では、リズム遊びや楽器の指使い練習、音符や音階に親しむ活動をしています。
今日は、かたつむりの歌の四分休符のところで、両手を使ってかたつむりマークをつくったり、四分音符は手をたたき、四分休符はたたかないというリズム打ちを1人ずつ披露していました。また、けんばんハーモニカのド・レ・ミの指使いを音を出さずに練習していました。
1・2年生の3人は、先生のピアノに合わせて、何度も練習していました。
4年生の社会科では、「住みよいくらしをつくる」の単元で、教科書のイラストを見ながら、住みよいくらしをつくるためのしくみや人々の働きを探す活動で、1人1人がよく考えながら学習を進めていました。
今後、上水道や下水道、ゴミの処理について学習していく計画をたてることができました。
梅雨入りし、雨の月曜日です。登下校の安全を考えて、長ぐつが目立った朝でした。
午後から雨がやみ、地域の方から声をかけていただいたアメノウオの稚魚の放流を行いました。
体長4~5cmほどの稚魚300匹以上をバケツに分け、学校の目の前の拝鷹川の川岸から、草の生えている浅瀬周辺に、ゆっくりと放流。「元気に育ってね。」といつまでもながめていました。
放流したアメノウオは、これから2~3年かけてこの川で大きく育っていくそうです。大きくなって再会できるといいなあ。
5月のさわやかな季節です。佐礼谷小学校の周辺の山々の緑も次第に濃さを増しています。
1・2年生は、毎朝、登校して身じたくを整えた後、校庭で育てているアサガオの水やりをしています。一昨日ころから、芽を出し始め、今朝は、「5つ芽が出ています」「2つになりました」と教えてくれました。
土の湿り具合を見ながら、どのくらい水をやればいいか相談してから、そっと水をやっていました。
植物を育てながら、優しい心も育んでいます。
佐礼谷小学校では、主体的に学ぶ児童の育成を目指して、複式学級の授業において、自ら学ぶ態度を育成しながら学習を進めています。
5・6年生の教室では、社会科の授業で、5年「国土の地形の特色」と、6年「国の政治のしくみと選挙」の学習活動に取り組みました。
5年生は白地図上に主な山脈や平地、川などをまとめたり、お互いに問題を出しながら、「どのあたりにある、どんな特徴がある」と意見交換しながら、自分たちで学習を進めていました。
6年生は、内閣のはたらきについて調べて整理したり、説明する文を考えたりしました。そして、それぞれの考えを出し合い,必要な情報をまとまることができました。
同じ教室内で内容のちがう学習をしていますが、集中して自主的に自分たちの課題に向き合い、取り組んでいました。
佐礼谷っ子たちは、毎日がんばっています。