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5・6年研究授業

2021年11月26日 14時10分

11月には、様々な研究会が開催され、本校からも職員が研修に出かけることが多くなっています。

今日は、先週に引き続き、校内の授業研究会を行いました。第5・6学年の算数科「単位量あたりの大きさ」と「表を使って考えよう」の複式授業の授業公開です。

5年生は、広さと人数が違う部屋の「混み具合」を比べるために、「たたみ一枚あたりの人数」や「一人あたりの広さ」を求めることで比較しようという問題にチャレンジしました。

5年児童は、問題場面をよく把握した後で、次第にわり算を使って求めるとよいことに気づき、単位量あたりで考えることに気付いていました。

一方の6年生は、違う値段のノートを合わせて50冊購入した代金から、それぞれ何冊買ったかを求めるため、表に整理して、変化のきまりに着目して求める課題に取り組みました。導入場面は先生と一緒に考えていましたが、その後は自力解決し、自分たちで発表用ボードにまとめて、発表し合っていました。

途中で、ヒントカードに書かれていることも確認しながら、「変わり方のきまりを見つけて問題を解く」ことのよさに気付いていました。

5年生も6年生も難しい問題場面でしたが、粘り強く自己解決し、友達に分かるように工夫して説明しようと頑張っていました。また、先生が別の学年で指導しているときには、自分たちで相談しながら学習を進めることもできており、学習形態に関する検証もできた授業公開でした。