小さな親切運動「尾山賞」受賞

2018年6月5日 14時37分

佐礼谷小学校が、小さな親切運動の「尾山賞」を受賞しました。

尾山賞とは、故 尾山悦造氏「元㈱フジ名誉顧問」が、平成3年にご自身が80歳になられたのを機に、隷書や掛軸の「書展」を開催され、即売代金の益金を愛媛県本部に寄贈されました。このご厚意を末永く記念するため同年11月の「小さな親切」運動 愛媛県本部 結成10周年記念大会に尾山賞が創設されました。実行委員会で選考して、定期総会で特別賞として表彰されるものです。

今年度で第27回で、佐礼谷小学校が受賞した理由は、佐礼谷太鼓の継承をはじめとした様々な地域貢献活動を認められたからです。

1978年に佐礼谷地域の新たな文化財として創作された佐礼谷太鼓を本校高学年児童が継承し、地元の太鼓集団の方の指導を受けながら様々な地域イベントで披露していること、低学年児童は、地元の伝統芸能「村中万歳」を習って各所で披露していることがあります。また、地域の方々を学校に招待した「三世代交流会」や昨年の大雨で土砂が流れ込む被害を受けた診療所での災害復興の手伝いなどの様々な地域貢献が表彰の対象となりました。

こんな素敵な時計もいただきました。

ところで、この賞は、だれがもらったのか?

それは、今、昨年在校した子どもたちや、在学中の子どもたちだけではなく、その伝統を受け継いできた先輩たち、それを指導してこられた地域の皆さん、保護者の皆さん、教職員、そして、次への伝統を受け継ごうとしている今年入学した1年生、そしてこれからの子どもたちがいただいたのだと思います。

こつこつと積み上げていくこと、これは小さな親切運動の理念と一緒ですね!