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読み聞かせ

2022年7月8日 11時43分

金曜日の業間は、いよ本プロジェクトの岡田さんによる本の読み聞かせでした。

今回は、百科事典の紹介から始まりました。図書室や図書館、かつてはどこの家にもあった百科事典ですが、最近は、目にする機会が減っていまいました。特に、デジタル百科事典やインターネットの発達で、百科事典で調べることが少なくなってしまったことは、残念なことです。

岡田さんが百科事典を開くと、たくさんの小さい文字があり、児童からは、驚きの声が上がっていました。

読み聞かせの1冊目は、「夏がきた 作:羽尻利門」です。もうすぐ始まる夏休みにちなんだ、なつかしさを感じる内容でした。夏休みの長い一日を豊かに過ごすためのヒントがたくさんあり、心に響いたようです。

2冊目は、「ウエズレーの国 作:ポール・フライシュマン 絵:ケビン・ホークス」という本で、仲間はずれにされていた少年が、夏休みの自由研究に自分だけの作物を育て、自分だけの服を作り、遊びや文字まで考えて、自分だけの文明を作るという壮大な物語でした。子どもたちの未来は可能性に満ちあふれていることに気付かされる作品です。

児童は、岡田さんの優しい語りで展開される素敵な物語の世界に入りこんで、豊かなひとときを過ごしました。